スーパーナットとは

鞄立製作所

により技術開発(方法特許第3400276号取得済み)された締結部品であり、
ライセンス契約を結んでいる
潟Aクトグローバル(http://www.actglobal.jp/))
より販売されている。

今回スピーカーユニット固定用に

カネコ木工(http://www.e-bhsp.com/)

の協力により、フランジ幅の大きい専用品が開発された。

*スーパーナットをスピーカーの固定に採用したのは、当方が世界初です
 《2003年12月23日(火)》。
 
更新履歴:2004年4月1日(木) 価格表示を税込み総額表示に変更


↑スーパーナット加工&テーパー加工サンプル:フォステクス6N−FE88ES用。
 M4サイズスピーカー用スーパーナット使用、ユニット取り付け開口径は81φに
 変更。
ベースの板材は15mm厚フィンランドバーチ合板。



スピーカー取り付け用専用開発スーパーナット
↑写真左:M4サイズ・フランジ外径10φ  写真右:M5サイズ・フランジ外径15φ↑
(スピーカー専用スーパーナットは現在試作開発を継続中で量産対応へ向け準備中です。)



 テーパー穴加工用専用精密ドリル ↑写真左:M4用 ↑写真右:M5用




スーパーナット概念図











スーパーナットによって
  『不可能が可能に』!!

スーパーナットのメリットは

『テーパー構造の面接触による締結力の向上』

がありますが、最大のメリットは

『これまでツメ付きナットや鬼目ナットではビス留めが不可能だった小型ユニット
 (8cm&10cm)が、スーパーナットM4サイズ使用によってビス留めが可能に
 なる』

ことです。

 上の写真加工サンプルはこれまで最も取り付けが困難とされていた、フォステ
クス6N−FE88ES用のスーパーナット&テーパー加工。取り付け穴をフォステ
クス指定の82φよりも小さい81φとすることで、ビス穴からマグネット穴の縁ま
でのクリアランスを5mm確保、スピーカー用M4サイズスーパーナットの使用を
可能にしています。


*スーパーナットのオプション加工料金は、これまでのツメ付きナットの加工料
  金と同一の、穴1個辺り630円(税別600円)です。ご注文の際にご指定下さい。

*スーパーナットは専用ドリルと共に精密に仕上げられておりますので、ボール
  盤が必要となります(電気ドリル等では使用出来ません)。

*スーパーナットの使用に際しては、ユニット取り付け穴の縁からビス穴セン
  ターまでのクリアランスが
  ・M4サイズ:5mm
  ・M5サイズ:7.5mm
  必要になります。フォステクスのユニットに関しては当方で確認しますので、
  ご注文の際にお問い合わせ下さい。





目から鱗の
  画期的な締結技術!!

 このスーパーナットを知ったのは、知り合いの某メガネ店社長様からのEメール
によるものでした。

『当方のメガネに使用している画期的な製品ですが、金子さんの制作されている
 スピーカーのユニット取り付けに使用可能ではないかと・・・。』

 その後 程無くして潟Aクトグローバルの嘉村社長からお電話いただき、打ち合
わせ日程を決めたのですが、正直なところ電話のご説明だけでは何のことかさっ
ぱり分かりませんでした。ナットと言えば、従来品のツメ付きナットや鬼目ナットの
ような
「ツメで引っ掛けて固定する」
的なものしか思い浮かばず、技術の発達した現代においてナットのような基礎的
部品において、そんな画期的な製品があるのかどうかという疑問の方が大きかっ
たのです。

 しかし模型も含めた説明をいただいて、ビックリ仰天。
『テーパー構造の面接触による締結』
という根本的な発想の違いから生まれた、まさしく目から鱗の新技術でした。

 特に私が着目したのはM4サイズで、下穴が非常に小径で済むためにこれまで
ビス留めが不可能だった小型ユニットが、スーパーナットによってビス留めが可能
になることでした。これは私自身の願いでもありましたが、これまで当方に問い合
わせをされて来たお客様の、切なる願いでもあったのです。

 話を伺うと鞄立製作所で技術開発されて特許も取得されているとのことでした
が、強力な締結力を生み出す肝心要の高精度テーパー加工が、材質の柔らかい
木材においても可能かどうかが疑問でした。

 しかし
「うちのボール盤で大丈夫ですか?」
との私の心配をよそに当方のボール盤で実際に作業して下さり、使用可能なこと
を実証して下さったのです。

 しかも嘉村社長は私のリクエストを基にして、木工用にフランジ幅の大きい専用
品を開発して下さったのでした。

 フランジ幅の寸法は可能な最大サイズの決定は当方に任されました。理屈から
言えばフランジ幅は大きいほど良いのですが、当然の如くスピーカーの場合は
マグネット穴によってその寸法が制限されます。基準となったSPユニットはもちろ
んフォステクス社製品のものですが
・M4サイズ:6N-FE88ES
・M5サイズ:リングP168
によって算出しました。

 フランジの厚みも従来品よりも厚くしていただき、完成したスピーカー用スーパー
ナットは素晴らしい製品となりました。

 聞くところによるとスーパーナットをスピーカーの固定に採用するのは当方が世界
初になるとのことですが、考えただけでもこの製品はあらゆる分野に利用可能と思
われます。

 今後多くの分野でこの製品が活躍する事を期待しております。

 なお通常「スーパーナット」はリサイクル性も考慮されているために打ち込み作業
のみで使用されますが、当方による使用においては材質の柔らかい板材を使用す
る関係もありまして、より密着性を確実にするためにエポキシ・ボンドによる接着処
理を行っております。

 「スーパーナット」によってより確実な固定が可能となり、小型ユニットもビス留め
が可能となりました。

  情報のご提供並びにご紹介下さったメガネ店社長様、専用品の開発のために
何度も当方工場へ足を運んで下さった潟Aクトグローバルの嘉村社長様に、心より
御礼申し上げます。



 私のスピーカー制作が、また一歩理想に近付きました。



                           2003年12月23日(火) カネゴン




↑スーパーナット加工&ザグリ工サンプル:フォステクスリングP108用。
 M4サイズスピーカー用スーパーナット使用、ユニット取り付け開口径は104φに
 変更。ベースの板材は15mm厚フィンランドバーチ合板。
      

↑スーパーナット加工&テーパー工サンプル:フォステクスリングP208用。
 M5サイズスピーカー用スーパーナット使用、ユニット取り付け開口径は192φに
 変更。ベースの板材は21mm厚特製シナ・アピトン積層合板
 写真のバッフル2枚重ね加工はD−58ES

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