バックロードホーンへのこだわり

 バックロードホーンスピーカー、またはバックロードホーンエンクロージャー、バックローデッド
ホーン、バックロード、略してBH。名前もメンドクサイが構造もメンドクサイ。


 FE83Eの小型バスレフ『BS-8』を聴いていて
「これで十分じゃないのか?」
と思った。・・・がしかし当然のごとく低音に不満が出てきてサブウーファーを付けた。大体40Hz
辺りから再生してスケール感増大、やっぱり
「これで十分じゃないのか?」
と思った。


 ・・・がしかし KD-100 (貸し出し用セット、ユニットは旧型のFE108Σ)を聴いて、

「やっぱりバックロードホーンはイイ!」。

KD−100の低域再生は50Hzからだが、繊細感と広がりが向上、ホーン開口から出て来る低
域も迫力が違う。その後に スーパースワン (FE108ESU+リングP108) に切り替えると
更に全てが向上。・・・ただ後面開口はやっぱり好みに合わないので、以前から構想のあった
前面開口のオリジナル: KD-1000 を作った。手前味噌になるかもしれないが、10cmとして
は やり過ぎの感もあるエンクロージャー。しかしそのおかげで不要な共振は耳に届かず、SA
(シナ・アピトン積層合板)のおかげで余韻が非常に綺麗である。

 結論として

「やっぱりバックロードホーンはイイ!」。


 これからも手作りのバックロードホーンにこだわり続けることに決めた。

 当方の機械・工具による手作りに加えて、現在入手可能な材料としては
最高のものと思われるシナアピトン積層合板、最高の鏡面仕上げを可能に
するニシザキ工芸さんによる塗装、そして今回 小型ユニットをもビス留め
可能にするスーパーナット採用。周囲の方々や企業からの協力もいただい
て、私の手作りスピーカー制作も理想に近付いている。
 

 これからも手作り制作にこだわってがんばろうと思う。

2003年12月28日(日)  

        カネコ木工 金子隆之  

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